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「そこまで言うならさぁ!こうしよ!」
諦めたと思っていた、理香がいきなり話しだしたため、俺らはキョトンとした。
「ガキくせー話しなら、やめとけよ!」
先程の怒りが、収まらないのか哲也がイライラした感じで返答をした。
すると、首を横に二回振って理香が話し出した。
「ちょっと考えたんだけど~、ただの鬼ごっこだったらやっぱ私もつまんないと思うの!だから、面白そうな場所でやらないかなって!」
状況がのみこめないせいか、俺らは返答をするのに困った。
そんな俺らを見ながら、理香は得意げな顔をしながら話し続けた。
「ほら、ちょっと前に有名になった病院あったじゃん!今はもう封鎖になってる!
あそこでやろうよ!ねっ?超楽しそうじゃない?」
やたらと嬉しそうに話す理香を見ながら、俺は正直(馬鹿な事言ってんな、誰もそんな怖え~所でやるわけねーだろ)と思ってた。
すると意外なやつが返事をしだした。
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