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また机を動かして葉月ちゃんと用意をする。
「葉月ちゃん、リィ君と何か話した?」
「ううん」
葉月ちゃんは下を向いてしまった。
(カワイイ!抱きしめてチュウしてやる)
はっ私は女の子だった!出来たら私がキューピットになって、葉月ちゃんの恋を成就させてあげたいな?
リィ君を捜すと、ちょうど弁当箱を開けようとしてる所だった。
「ねぇリィ君、もし良かったらお昼いっしょに、食べようか?」
リィ君は私の顔を、しばらく見た後、立ち上がると真剣な表情で
「僕でいいんですね?こんなふつつか者の僕でよければ、よろしくお願いします」
「はぁよろしく」
なんかコイツも相当イタい奴かも……
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