楽しい学校

3/6
前へ
/124ページ
次へ
また机を動かして葉月ちゃんと用意をする。 「葉月ちゃん、リィ君と何か話した?」 「ううん」 葉月ちゃんは下を向いてしまった。 (カワイイ!抱きしめてチュウしてやる) はっ私は女の子だった!出来たら私がキューピットになって、葉月ちゃんの恋を成就させてあげたいな? リィ君を捜すと、ちょうど弁当箱を開けようとしてる所だった。 「ねぇリィ君、もし良かったらお昼いっしょに、食べようか?」 リィ君は私の顔を、しばらく見た後、立ち上がると真剣な表情で 「僕でいいんですね?こんなふつつか者の僕でよければ、よろしくお願いします」 「はぁよろしく」 なんかコイツも相当イタい奴かも……
/124ページ

最初のコメントを投稿しよう!

503人が本棚に入れています
本棚に追加