絵美ｓ'ｄｉａｒｙ ---７日後のわたしへ

古い日記帳

猫のこっちゃんは、チンチラで左右の目が、ブルーとイエローで違うの、私が寂しくて泣いていると、そっと寄ってきて私の手を舐めてくれる。

本当にお母さんの生まれ変わりだと、思っていた時期があったけど、今は違うと思う
（だって、こっちゃんオスだし）

朝が起きれない私は、茉莉ちゃんにいつも起こしてもらう、変わりに晩ご飯は私が作るの、料理の腕前は自信有り！パパも

「絵美の料理はロシアンルーレットだね」

って、誉めてくれるの（誉めてない？）
ほとんど美味しいけど、たまにこの世の物と思えない料理を作るって意味らしい（やっぱり誉めてない……）

「ヤッバイ遅刻しちゃうよ！」

私は転がるように玄関を飛び出し、学校へと走り出した。