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次の日の夜。
窓のカーテンを開けて待っていた。
すると、窓が小さくノックされた。
急いで窓に駆け寄り、鍵を開け招き入れる。
「こんばんは」
天使は挨拶をし入って来たが、悪魔は無言で入って来る。
しかし、そんなことはどうでもよかった。
何より、二人が本当に来てくれたと言う事実が嬉しいのだ。
「いい子にしてたかな?」
天使が頭を撫でながら聞く。
「もちろん!!」
それに満面の笑みで答える。
「じゃぁ、ご褒美のお話してあげないとね。最初の話は……」
「俺がしよう」
悪魔が名乗りを上げた。
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