飼い犬

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「えっ、あっ、ありがとうございました!」 悠は浚を突き飛ばさすと、勢いよく部屋を出て行った。 「残念……」 浚はクスリと笑った。 やばい。 顔熱い。 悠は、パタパタと顔を仰ぎながら歩いていた。 「あれは私が頼んだから……」 なのに、何でこんなに心臓がうるさいの? 凄くドキドキした。
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