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第一章
蒼「行ってきます!!」
全「行ってらっしゃい!!」
【ピピピピッピピピピッピピピピッ】
蒼「はっ!!夢か…」
俺の名前は月夜蒼我(つきよそうが)…一年前に学校の屋上から落ちて、アウロラと言う名の少女に助けられ【異世界メビウス】に行き世界を救い英雄の一人になった男だ(詳しくは小説・狭間の迷い子に)…などと言ったら間違い無く病院送りなので誰にも言ってない…
蒼「今日は卒業式だったな」
俺はベッドから起き上がり制服に着替え…【獣の爪の様な飾り】と【金属のハンマー】のついたネックレス】に【紅と藍色の宝石のついたブレスレット】…左耳には【赤い勾玉のピアス】…そして、右手の薬指に【オーロラの色をした指輪】をはめて部屋を出る。
この全てが一年前に大切な人達から渡された思い出の品だ。
蒼「この部屋ともお別れか…」
机の上には手紙と通帳がおいてある。通帳には異常な数字が書いてある…俺には膨大な知識を与えてくれる指輪があったので簡単にお金が貯めれた。
蒼「両親への親孝行位にはなっただろ…さて、急がなきゃ遅刻しそうだ」
部屋の扉を閉めて学校に向かう…机の上の手紙には
【今まで育ててくれてありがとう…通帳のお金少ないけど老後位は持つと思うので使って下さい…後、税金はかかりません…お元気で…蒼我より】
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