まずは挨拶致します

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    「は?」   「それに俺は金持ちだ。」   そういうと男は札束を 財布やポケットから 沢山だして私に見せ付ける。   「っ…」   ってかこいつはどこぞの 援交親父か!?   男はまた話しを続けた。   「それに俺格好良いし…」   「…は?」   「女は格好良くて金が あれば付き合う…というか 女はそういう生き物だろ?」   鼻で笑いながら言う男。   「はあああ!?」   何を言ってらっしゃるんだ こいつはっ!!     「お前っ…女をなんだと 思ってやがんだああ!」     「いってぇ!」   私は大きく男の顔に 拳を振り落とした。   そして大声で叫んだ。     「確かに世の中には そういう女もいるかも しれないけど女全員そうだと 思わないでよ!私は違う!! 一緒にしないで! あんたみたいな奴 この世で1番大嫌い!!」   男は何故私がキレてるか わからないかのように 殴られた部分を手で 押さえながら首をかしげた。  
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