居残り決定罰ゲーム

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    まだ微かに寒い外。 すぐに私の手は冷たくなった。   「はあ…」   どうあの人と接したら 良いのか分からない。 まああの人っていうか 火黎先生だが…   道を一歩一歩 歩く度に 昨日の記憶が鮮明に蘇る。   「ああいう告白… 初めてだったな」   意味の分からない 告白だったが、決して 嬉しくないわけではなかった。   ただ第一印象は悪いし、 中身も人柄も嫌いなので 絶対に付き合いたくはない。   「…男ってわかんない。」   そうボソッと言った瞬間、   「かっおっるこー!」   「ぐへぇっ!!」   毎日聞いてるあの声と 同時に力強く《首》を 抱きしめられた。  
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