夢の名残

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真夜中…深い眠りに就いていた僕は 『ボク…ここにいるよ…』 『ずっと…待ってるよ…』 そんな夢に起こされてしまった ん?どこかで見た様な夢だなぁ… しかしその時僕は 特に気にも止めず朝まで眠りにつきました 朝 いづみが作る弁当のいい匂いに誘われるように 僕は目を覚ました 『うまそうだな!ちょいと味見な』 玉子焼きをひと切れつまみ食い 『こらー!つまみ食いダメー!!』 いづみに怒られながら 僕は身支度を済ませる そんな慌ただしい朝にも僕は 小さな幸せを感じていました .
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