木漏れ日は囁く

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鳥飛ばず、花は消え、 太陽は落ちる。 母の微笑みに 世界が恐怖をおぼえてる 違う 悲しいんだ 母は微笑みで涙を 消したんだ。 僕がいたから あぁ太陽がおちる 空が泣いてる 僕はなにもできない あたたかなスープが 残酷にみえた 「お母さん、、 泣かないで。」 「え?どうしたの?」 お願いだから 「木、枯れたんだね。」 微笑みが泣いた 僕の家に小さな 雨がふった。 「しってたんだね。」 感じてたんだ 「しらなかったよ。」 感じてたんだよ 「だから泣かないで。」 感じてたから、だから 「ごめんね、、、 母さんなにも、、 できなかったよ。」 だから 「しかたないよ。」 だから泣かないで 「ごめんね、、。」 泣くよりまた笑って 「ほら、野菜ださなきゃ いけないんじゃ?」 また笑って 「そういえば!! あんたも花早くつんで かえってきなさいよ!」 笑ってくれた。 僕がいなかったら母はたおれていただろう。 ねぇいま君はどこにいるのかな?そして誰を愛し誰のそばにいて何をしているの? 僕はあの木のことは とても悲しいけど それ以上にまだ 守るものがあるから 僕が必要なくなるまで ずっと守るんだ。 必要がなくなる なんて ありえないよ 命はけして 無駄ではないから 愛そうよ 世界を 君を 届けよう その道を
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