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本棚に追加「校長室にはね……」
美結さんはそう言ったと思ったら、突然軽く飛んだ。
「こうしなきゃいけないのよっ!」
そしてそう言いながら、身体を一回転させて、空中で回し蹴りを壁にぶつけた。
「ちょっ!?なにやって…」
俺は美結さんの行動に焦ったが、すぐに言葉は途切れた。
何故なら蹴りを受けた壁はバキッと言う音を立てたかと思ったら、蹴りを受けた場所が横に真っ二つになったからだ。
そして真っ二つになった壁はパタンと音を立てて、地面に落ちた。
結果的に蹴りを受けた壁は、横四十センチと縦二メートルくらいの穴となった。
だが俺が驚いたのは、このことじゃなかった。
「こ、これって……あの扉じゃないですか?」
そう……今まで壁に塞がれていた所には、何度か利用したことがある移動用の扉があったのだ。
扉はまるで俺を誘うかのように、何かが渦巻いている。
「…これだったら、確かに分からないのも無理はないな…」
「今まで何人も探しに来たけど、皆これに気付かないのよね」
美結さんはそう言いながら、壁の破片を集めている。
ってか入るためには、あんなことをしなきゃいけないのか…。
こりゃあ確かに気付くわけないな。
「さて……じゃあ行きましょうか」
そして破片を集め終わった美結さんはそう言って、集めた破片を開けた穴の前に置き、すぐに扉の中に入った。
…なんか随分とあっさりしてるな。
俺はそう思って苦笑しつつ、扉に向かって歩いた。
そして俺は扉をくぐった…。
この先で見た光景と聞く話が、俺を再び戦いへと導くとは知らずに…。
~To be continued~

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