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まだ人々が純粋で魔法という存在を受け入れていた頃世界には、魔物と人が共存していた頃のお話し。
世界は<春風、夏風、秋風、冬風>という四大陸に別れていた。
春風は、暖かく美しい花が土地を覆っていた。夏風は水に恵まれ、秋風は少し雪がちらつく幻想的な土地、そして魔物が多く住む冬風は極寒の地で魔力が弱いと永久に氷となり土地の一部となる。
それぞれ春風、夏風、秋風、冬風にはそれぞれ守護神が存在し『桜襲』『大洋』『紅花』『氷鬼』という。これらは聖霊といいめったに姿をあらわさない。そのため伝説のような存在である。
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