懐かしい空気

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懐かしい空気

夕方、地元についた。   懐かしい空気、におい。   俺は病院へ行く。   しかし夕方という事もあり入院の受け付け時間は終了。   窓口にマルクの検査結果と手紙を渡し話をすると病棟に電話をしてくれた。   先生が外来におりてきて診察してくれる事に。   外来に行き直接、検査結果と手紙を渡す。   先生と話し合って後日、入院する事にした。   久し振りの実家。   実家で飼ってる黒猫のジジ。   次はいつ帰ってこれるのだろう。   もしかしたら帰ってこれないかもしれない。   そんな事を考え、死の恐怖におびえる。   今までの人生で死ぬ事なんて考えた事もない。   部屋の天井をみつめながら終わりのない思考がグルグル頭の中をまわる。   俺は…俺は…
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