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●正常な血液の働き
・血液の中身について
体の中を流れてる血液の量は、その人の体重の13分の1から12分の1(7~8%)といわれ、体重60㎏の人では約5リットルとなります。
血液は細胞成分である【血球】と、液体成分である【血漿】からできています。
血球には【赤血球】【白血球】【血小板】という3つの成分が含まれてます。
液体成分である血漿は、血液全体の約55%をしめていて、その中には栄養の元になるタンパク質、糖分、脂肪、ミネラルなどが存在しています。
また血漿の中には出血を止める為に必要な【凝固因子】という成分も含まれています。
血液全体に対する血球のしめる割合は45%ですが、その大部分は赤血球である為、血液は赤い色に見えるのです。
血液全体に対する血球のしめる割合をあらわす数値(正常は45%)を【ヘマクトリック】と呼びます。
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