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瞬きの隙間にあるものを掴んで
過去と未来がそこにあるよ
何もしていない瞬間 何かをしていた
何かをしている瞬間 何もしなかった
鼻と鼻をつけて時間を止めたら
心が空を飛ぶ
言葉は遠くに浮かんでた
走る車の 影になって
排気ガスと一緒にこぼしていくもの
１０１個目の街灯を越えて
砂浜に飲み込まれる
石を投げたり
立ち尽くしたり
涙を流したり
座ったり
肩を抱いたり
車の中で 夜空を見ながら時間が進むのを待って タバコを吸ったり
缶コーヒーを飲んだり
夜が 明けるのが
怖かった
明日に怯えている 小さな男の子を
僕はまだ慰められなくて
小さな発見や 喜びを 一緒に見たいと
見せたいと
ただ 思うだけ
願うだけ
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