人生の転機

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      「体育館どこ――!?」   あまりの広さに 体育館が見当たらない;   なんでこんなにおっきいのぉ;;   「誰かいませんか~??」  探してたらきりがないので仕方なく人を探すことにした   「はぁ…いるわけないか…」   そして私は一本の大きな桜の木が目にはいった   「綺麗…」   私は思わず見とれてしまった   そうして下を見ると…     誰かが寝ていた     その顔は整っていてたぶん誰が見てもカッコイいと言うだろう     「あのぉ~…」   悠はきっとこの人に聞けばわかるかもしれないと思いきいてみた   だが起きる気配はない   「起きて下さい―!」   『うわぁあっ!!!』   相手はかなりびっくりしたみたいで飛び起きた   耳元で叫んだので無理もない   「あの聞きたい事がある…」   『お前!!人が気持ちよく寝てるときになんて起こしかたすんだ!!』   悠の言葉は相手によって途中で遮られた   確かにあんな起こしかたはまずったかな;; そう思い悠は   「ごめん……な」   自分が今は男である事に気づき途中で言葉をかえた   相手は謝って満足したのか怒鳴るのをやめた   『ところでなんか俺にようか?』   「あっ…そうそう;体育館どこかわかりますか?」   しかし相手は悠をじぃ~っと見ていてこたえない   「な…なんだよ;;」   不思議に思い悠は顔を覗きこむ   『お前…』      
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