人生の転機

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    「ほんとさっきの人なに!?最悪だったよ;;」   そうして私は前を見て歩いていなかったせいで…    どんっ!!   「あきゃぁっ!!」   『うおっ!?』   誰かにぶつかってしまった;;   「いたたぁ…はっ!!すいません;俺の不注意で;;」   『そこまであやまらんでも;;俺なら大丈夫だから』   相手は金髪でピアスを何個もしていた けんかが強そうで 顔もかっこよかった   ふ…不良…;;;; 私はつい後ずさりをしてしまう   『お前一年生?』   「は…はいぃ…」   私がビクビクしながら答えたのがわかったのか   『そんな怖がらんで大丈夫やって!!』   「はぁ…」   まだ私は慣れなくてつい堅苦しい返事になってしまう   『俺の名前は羽崎拓哉(ハザキタクヤ)バンド組んでるんだ!えぇ―と…名前は?』   「お…俺は浅香悠」   『悠!!仲良くしような! 実は俺も一年でさぁ入学式面倒そうだからぬけた;;悠は何してんだ?』   意外とフレンドリーで悠は安心した   「わ…俺は体育館がどこかわかんなくなったんだ;;」   ぎゃわ―;;私って言いかけた…あぶないあぶない!      
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