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「グレッチ・ロード」
(このモンスターは「ファイティング・ファンタジー」の著作物ですが、設定とイラストは、恵那ケミカルのオリジナル創作です。)
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モンスター名称: 「グレッチ・ロード」
技術点: 11 (攻撃回数 2回/ラウンド)
体力点: 17
(選択ルール)
運点: 7
特技①: 「砂地獄」… グレッチロードの周辺、3×3mに、蟻地獄のと同じような、すり鉢状の砂地獄を作りだす。
グレッチロードはその中心で対象を待ち構え、動かない。
砂地獄に引き寄せられたものは毎ラウンド技術点をマイナス2にしてロールを行い、失敗するとグレッチロードに捕まり攻撃を受け、無条件で2d6のダメージを受ける。
対象に攻撃が成功すると、砂地獄は元に戻ってゆくが、その過程でも技術点ロールを行い、失敗するとさらに1d6の追撃ダメージを受ける。
特技②: 「グレッチ・スウォーム」… グレッチロードは特別な音域の音を出し、周辺1km以上に響き渡る高い音を出す。
これは周辺にいるグレッチを招集する鳴き声であり、グレッチロードが運試しに成功すると、1~2体の一般的なグレッチが援護にやって来る。(1d6を振り、6が出ると2体)
(グレッチの能力値は 技術点7~8、体力点8~10である。ランダムに決めてよい。)
ドロップ 99 -4 : 「グレッチ王の印」 …… グレッチロードがその部族ごとに象徴する、ガラクタで作った装飾品である。
強い戦いの加護があり、所持者には技術点のダイスの目+1、体力点+4、運点+2の恩恵を与える。
しかし、ほぼ全てのグレッチに砂漠や生息域にいる限り命を狙われる。
同じ部族のグレッチは仇として、他の部族やはぐれグレッチは自らが王になるために、多少の障害はものともせず所持者の命を狙う。
これは隠していてもわかるため、生息域から遠く逃れないといけない。
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砂漠という死の世界においても、そこに命は存在し続ける。
アランシアの南部、ドクロ砂漠は死の世界にも関わらず、多種多様な生命とモンスターがあまた存在している。
「グレッチ」という、蛇のような頭を持った人型のモンスターがいる。
このグレッチを束ね、一部族を統率する王がこの「グレッチ・ロード」だ。
グレッチは砂漠に適応して小柄な人型のモンスターではあるが、この王はおよそ2倍の体格を持つ。
ありあまる力と、突然変異的に高まった知能が、一族を束ねる首魁に相応しい能力を持つ。
最近、ドクロ砂漠を荒らし回っていたサンドドラゴンというドラゴンがいたが、このグレッチロードは大勢のグレッチを引き連れて、カアス(ヘビ人間)や大砂蛇を狩り、その勢力を拡大させている。
噂ではグレッチの崇拝する神…どうも上位のデーモンらしい…が、直接グレッチに力を与えているとか。
詳しくは調査中ではあるが、これからより危険視される砂漠の新たなる脅威といえる。
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