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「ぅんそぅ。極秘捜査。お願いしていぃ⁉……ぇー‼…分かったょぉ💧ぅんょろしくね⤴」
「どうでしたか?」
「極秘捜査はしてくれるって⤴けど今度息子と会えってさ💧あぁめんどくさい‼」
お嬢様は沢山の知り合いがいます。
警視総監、国会議員、ITを主とした会社の社長と会長、玩具専門の会社の社長子息、沢山の店舗を持つ会社の社長夫人。
他にも知り合いはいますがお嬢様はこれらの方を利用できるだけ利用して会社を大きくしたのです。
今回は警視総監を利用なさったのですね💧
「たつひこぉ…。」
「はぃ?」
「遠野尚樹の娘ってたしか遠野柚子香だょね⁉」
「はぃ。」
「てことはあのおっきい学校の理事長と繋がってるんだぁ…。」
「学校とは?」
「あれ知らないの⁉土地の値段が最近急激に上がり始めた学校。あそこの理事長の息子は柚子香と婚約してるんだって⤴」
「そうですか。」
「そうお互いに認め合った婚約だからいぃょね✨でも親は反対みたいだょ💧」
「何故反対しているのです?」
「尚ちゃんが学校理事息子なんかと結婚させたくないって言ったら相手の親が怒っちゃったらしいょ💧尚ちゃん馬鹿だからね✋」
なるほど。
今期待の会社の取締役の娘と結婚。
相手側にとったらいぃ事ばかりだが自分達には何も得がないと言う事か。
遠野様らしい💧
「ぁ、そうか‼」
「どうしました?」
「たつひこぉ。行き先を『蘭越学園』に向けて⤴」
「………もぅ会社のすぐそばまで来ているのですが💧」
「いぃからはやく‼」
お嬢様。
私に言えば絶対だと思ってませんか?
もう目の前が会社なんですが。
そこで方向を変えろと?
それに蘭越学園なんてここの真逆の場所じゃないですか。
お嬢様はジュースを飲みながら考え事。
しかたないですね。
お嬢様の頼みですし。
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