新たな家と友人と高校

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ヒロさんの家で晩御飯までご馳走になりそれぞれの部屋に戻って行った。 桜は、部屋に戻ると「あっ!」と言う声と共に部屋にある段ボールを独り言をいいながら急いで片付け始めた。 桜「よかった。ここの人達は、優しくて。ここなら大丈夫だよね」 部屋にある段ボールを全部片付け終わった頃には、時計の短針が10時5分前をさしていた。 片付け終えたら疲れ切った表情でお風呂場に向かった。 約20分後お風呂場から出てきた桜は、半乾きの髪で一直線にベランダに向かい外に出た。 空の月を見ながら口を開いた。 桜「あと一週間程で入学式だ。緊張するけど楽しみでもあるかな」 そう言うと、桜は寝るために床に就いた。 翌日、目覚ましが鳴りそれで起きた桜は、目覚ましを止め寝ぼけながら体を起こしふらふらと洗面所に顔を洗いに行った。 顔を洗い終わった桜は、居間に行きテレビのスイッチを点けた。 やってた番組は、日々やっているニュースの番組のようだが、左端をよーく見ると11時を過ぎていることに気付き、目覚まし 時計を手に取り再確認してみた。 桜「あれ?この時計、時間が間違っている」 桜は、テレビの時計と手元の時計を何回見てもずれてる。
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