受験と卒業そして新たな道

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5、6時限もずっと試験勉強だった。 学校の帰り道、桜は試験対策の本を見ながら家に帰っていった。 試験当日、桜はいつもの起床時間よりも1時間早く起きていた。 朝食をとり、行く準備をしていたら母親が部屋に来た。 桜の母「これを持って行きなさい」 手には、合格祈願のお守りを持っていた。 桜「ありがとう。お母さん」 それを受け取りかばんに取り付けた。 桜「行ってきま~す」 元気にドアを開けてやまぶき高校に向かっていった。 やまぶき高校の試験会場に着いた桜は、椅子に座り筆記用具をかばんから取り出し受験票も取り出して机の角に置いた。 試験開始のチャイムが鳴った。 桜は、問題の答えたをすらすらと解答用紙に書いていった。 時間は、すぐに過ぎていった。 気がつくともう5教科の最後の 社会の試験終了10分前だった。 美術科の受験は、5教科の他に実技の試験がある。 机には、布が敷かれていてそこに林檎2個と箱とビンを自由に配置して落ちた影を表現する。というものだった。
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