下校の時間ですよ。

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だから、どう考えてもありえないだろーってのも多い。 まあ、それでもやっぱり怖い話しは怖いのだ。 家まであと10分ほど。 俺と真人はくだらない話で盛り上がっていた。 「でさ、そいつかなりびびりでさぁー!」 「マジかよ。ははっ だっせー!」 「それでさ……!」 「なぁ、悟(さとる)今さ、すっげぇの考えたんだけど。」 突然話を変える真人に、ん?となにか違和感を感じた。 真人は聞き上手で絶対誰かが喋っているときはさえぎったりしない奴なのに。 そんなにすごいの考えたのか? それとも俺の話つまんなかったのか・・? 「えっ何?教えて!」 気になった俺は一応聞いてみる。
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