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「うわ~でけぇ。久々入ったよ山恵ん家。」
豪邸を目の前にはしゃいでいる松木。
「落ち着けよ。」
「でも…このソファー…や~わ~ら~け~。」
「…はあ。」
山恵の母がケーキとお茶を持ってきて、テーブルに置く。
「うまそ!!いただきます!」
「…松木。」
流石にあきれた柊。
「ふふ。相変わらず元気ね松木くん。」
「そりゃもう!それが俺の取り柄ですから!」
「いただきます。」
松木のあとに柊と田奈貴もケーキを口にした。
雑談をしながら時間は進む。
そして3人共々食べ終わり、本題に入る。
「…で山恵のことで話したいことって?」
「ええ…実は…。」
3人は話を聞き、驚きを隠せなかった。
あの日、旅行を計画した日にことが起こる。
山恵がその日の夜中に遊びに行くと言って家を出ていったのだという。
リュックに荷物をたくさん詰めて。
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