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良隆『?何で泣いてるの?』
優『目に、ゴミ入ったかな。』
良隆『ボクが見てあげるよ。』
吸い込まれそうな彼の白い肌がだんだん近づいてきた。思わず
『だ、大丈夫』
と逃げてしまった。
良隆『その言葉すきだね』
と彼は優しく微笑んだ。
優『何で…何でもうすぐ死ぬっていうのに笑っていられるの!』
良隆『何でかな…わかんないや』
家について、彼に何かしてあげれないか考えた。寝ずに考えたあげくに、毎日お見舞いに行く…しか考えられなかった。
私が毎日行くたびにやせ細った彼はいつもと変わらない笑顔で出迎えてくれる。
毎日飽きもせずにたくさんの話をした。
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