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しばらく歩いているとバス停を見つけた
携帯で時間を確認して、バスが来る時間と照らし合わす
子猫は忙しなく走ったり匂いをかいだり
しかし、車道に出ることはしない
やはり、頭がいい…
ちょうどバス停の横にある木に猫が登った
この時、俺は迷っていた
本当に連れ帰っていいのか?
連れ帰っても飼うと押し通す気概が俺にあるのか?
そうやって、思考が頭をぐるぐる回っていると
「にーにー」
子猫が降りられないのかこっちに助けを求めている
ちょうど俺の頭くらいの高さにいたので左腕をあげて、腕に乗るように促す
少しして腕に乗り、しがみついた
そして、すぐにバスが来た
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