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(なんで父さん達がゲートの事を知ってるんだ!?)
オレは軽いパニック状態になる。
(しかも、ゲートをくぐれって…)
(オレの知りたいこと…?父さん達の行方…?)
(まさか、父さん達と鬼が何か関係してるのか!?)
オレは一つの真実に辿り着く。
「悠……しっかりな、真澄ちゃんを泣かすなよ。」
「ちゃんとご飯食べてる?体壊さないように気を付けてね?!」
そう言い残すと二人は何処かに歩いていく。
(ハァ…なんだよ、その在り来たりな別れの言葉は……ん!?何で真澄のこと知ってるんだ!!?)
ハッとして二人を追い掛ける。
「ちょっ、ちょっと待っ――!?」
しかし辺りは急に真っ暗になりオレの意識も遠退く――…。
「ま、まだ聞きたいことが…。」
―――そしてオレは、また深い眠りに着く。
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