出会いは常に突然

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●悠の回想● ―――――《悠久ノ丘》七年前星空祭り 「悠ちゃん、今度はあそこ行こうよ♪」 「ま、待てって、ちょい休憩を―――。」 この後これが10回繰り返された。 「もう…無理…。」 さすがに足がヤバかった。 「じゃあ休むがてら占いでもしてもらう?」 「オレ占いって信じな―「さぁっ!!行ってみよー☆」 (オレの意見無視かいッ…) 真澄に引っ張られて占い師のトコに行く。 「スミマセーン♪占ってもらっていいですか??」 「ま、真澄ぃオレ本当に…。」 小声で真澄に耳打ちする。しかし 「悠ちゃん?何か言った?(怒)」 目が…笑ってないよ。 「!!何でもないっす、はい…。」 (もう…諦めよう…) 「よろしい☆」 ―――女って怖いなぁ。 そして オレ達の会話が終わったと思った占い師が…。 「…ソチラノ、オ兄サンカェ??」 「はぃ、こちらのお兄さんで♪) テンション高い真澄。 「…よろしくお願いします。」 (正直、この婆さん不気味だな…) 「!!?…………」 (一瞬婆さんの表情が変わった…) そして…――。 「オマエサン………。」
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