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ジン「お前ら確か‥‥[素子]に[アズマ]‥だったか?」
素子「リーダー、ウチら[早乙女]姉弟を覚えててくれはったんですか!?」
ジン「ったり前だ! 大事な仲間だからな!」
アズマ「お、おおきに!!」
ジン「お前らも[ケンヂ]を見に来てくれたのか?」
素子「はい! リーダーのお子サンを、いち早う見たくて!」
アズマ「よう言うわ‥(姉貴のヤツ、ただレイヂさんに会いたいだけやないか)」
素子「アズマ‥何か言うた?」
アズマ「いや、何も‥」
ジン「なぁ、お前らも抱いてみるか?」
素子「えぇんですか~!?」
ジン「おぅ!」
アズマ「いや、ワイは‥」
ジン「遠慮するな、ホラッ」
そう言いながらジンは、アズマにケンヂをソッと手渡す。
レイヂ「なんて心の広いお人だ‥」
アズマ「うぉ‥」
ケンヂ「オギャー! オギャー!」
しかし、アズマが抱いた瞬間‥ケンヂは泣き出してしまう。
アズマ「えぇ~!? どないしよ(汗)」
素子「も~、ダメやねぇ‥ちょい貸してみ」
素子は、アズマからケンヂを受け取る。
ケンヂ「キャッ、キャッ☆」
夕奈「笑ったわ」
ジン「うぉ、すげぇ~」
素子「あ~ん、かいらしな~♪」
ケンヂが素子の腕の中で笑った――。
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