3200人が本棚に入れています
本棚に追加
「川西先生、川西先生。いましたら至急職員室までお越しください。」
との放送だった。
川西はだまって手を止め、こう言った。
『とんだ邪魔が入ったねぇ…。
僕的には最後まで楽しみたかったのに………
』
優芽を羨ましそうに見る川西。
━…助かる!
そう思った優芽は紐をほどこうと必死だった。
川西はそんな優芽を見て鼻で笑った。
川西『ハハハハ…
大丈夫。
そんなに暴れなくてもほどいてあげる。
』
信じられない言葉だったが
川西は言うとうりに椅子から優芽を解放した。
最初のコメントを投稿しよう!