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階段を何段もかけ上がり。
息が途切れそうになるくらいまで…
ひたすら
走った━…
だけど
どんなに
どんなにあの場所から遠ざかろうと…
あいつがその場所から居なくなろうと…
優芽の肩は震えが止まらなかった。
もし…
もし…
あのまま…
放送が入んなかったら━…
そう思うだけでまた、吐き気が優芽を襲った。
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