少年

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残酷であればある程 美しければ美しい程 暗ければ暗い程 常識を均衡に保つ世界の中でアナタはゆっくりと壊れていった。                                薄暗い部屋の中には様々な人形が綺麗に整頓されていた。その人形達は少年が去年から購入してきたものでどの子も新かった。 そしてどの子ゴスロリやロリータと呼ばれる服を着ていた。 「どうして?」 人形の人形の体を解剖する僕を君は異様な物を見るような眼で見て聞いた。   「好きだから」 人形の足を綺麗に切断した。 これでもう逃げ出せないよ                         次は両手―…            「ねぇそんなにしてどぉするの?」
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