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夜の ショーウィンドーに
あなたの後ろ姿を見た
人波がスチルのように
私も不意に立ち停まるの
瞳に焼き付いたのは
アナタとアノコの笑顔
切なく苦しいけれど
聞くだけならば 簡単じゃない
「べつに」なんて言わないで
「ちがう」って言って
言い分けなんか聞きたくないわ
胸が張り裂けそうで
私のことが好きなら
アノコを忘れて
どこか遠くへ連れて行って
夜の 駐車場で
アナタは何も 言わないまま
ラジオから 流れるメロディ
私は今日を 振り返るの
あの海 あの街角は 思い出に残りそうで
この恋が遊びならば
割り切れるのに 簡単じゃない
「じゃあね」なんて言わないで
「またね」って言って
私のモノにならなくていい
そばに居るだけでいい
アノコにもしも飽きたら
すぐに呼び出して
壊れるくらいに 抱きしめて
「ごめん」なんて言わないで
「またね」って言って
私のモノにならなくていい
そばに居るだけでいい
アノコにもしも飽きたら
すぐに呼び出して
壊れるくらいに 抱きしめて
壊れるくらいに 愛して
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