病気

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私と凰太の扱いは誰から見ても違っていた。 祖父母だけではなく親戚や知り合いの人。 可愛がられていたのはいつも凰太だった。 いつだったか知り合いの家に一緒に行きたいとお願いした時… 「琴ちゃんは駄目よ!琴ちゃん来るとうちのおばあちゃんビックリしちゃうからね。」 そう言って連れて行ってもらえなかった。 その場にいた祖父母も「お留守番していなさい」そう告げるだけだった。 悲しかった。 ものすごく悲しかった。 一緒に行きたかった。 凰太と私は光と影。
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