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( 坂 本 )
『俺はいい・・・
それよりアソコで
優雅に寝てる野郎に
救急車を呼んでやれ
最後ぐらい・・・
格好よく故郷を
後にしてぇんだよ...
それよりお前・・・
俺らの喧 嘩を見て
どうだっだ??』
( 男 )
『何と言うか・・・
正直ビビりました...
けど!!
なんか体の中が
熱くなるッて言うか...
よくわからないです...』
( 坂 本 )
『フッ・・・
やっぱな
やっぱりお前は
こっちの世界の男だ...』
( 男 )
『こっちの世界??』
( 坂 本 )
『あぁ・・・
お前にはきっと
【不 良]の世界が
あってんだよ・・・
さっきお前は
つまらねぇ毎日から
抜け出してぇって
言ってたな??』
( 男 )
『はい・・・』
( 坂 本 )
『だったら
そのつまらねぇ毎日から
逃げ出すんじゃなく
そのつまらねぇ毎日と
闘うんだ・・・
つまらねぇ毎日なら
テメぇで面白くする!!
それが一番
手っ取り
早いんじゃねぇか??
ふぅ~・・・
ちょっと話し過ぎたな
俺はそろそろ消えるぜ
この街の男達にはもう
付き合ってらんねぇからな...
ハッハッハッハ!!』
[タッタッタッタ...]
そう言うと坂 本さんは
楽しそうにその場から
去って行った・・・
その笑顔は俺は
忘れない・・・
いつまでも・・・
そして
俺は決めた!!!
あの人のように
強くなってやる!!!
俺もいつかは・・・
俺の名前は
【増田 鋼次】
[マスダ・コウジ]
この物語の主人公だ
絶対あの人に
追いついてやる!!
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