序章/俺も・・・

5/9
前へ
/9ページ
次へ
【喫茶店/ミルク】 [ガヤガヤ...] [カチッ、ボッ...] ( 坂 本 ) 『ふぅ~・・・ で、お前なんで この街にいるんだ?? そんな白い学ラン この辺の中学 じゃねぇだろ??』 ( 男 ) 『駒 斗 舞から 来ました・・・』 ( 坂 本 ) 『ほぉ~・・・ そんな遠い所から わざわざ 何しに来たんだ?? 悪いけどこの街は あまり教育には よくねぇ街だぜ・・・』 ( 男 ) 『別に行く場所なんて どこでも良かったんです... つまらねぇ毎日から 抜け出したくて・・・』 そう俺が話すと 坂本と言う男は・・・ いきなり!? ( 坂 本 ) 『ハッハッハッハ!!!』 ( 男 ) 『???』 ( 坂 本 ) 『悪りぃ悪りぃ・・・ つまらねぇ毎日から 抜け出したい...か もしかしたらオメぇも こっちの世界で生きる 男の1人なのかもな...』 ( 男 ) 『何の事を 言ってるんですか??』 ( 坂 本 ) 『な~に・・・ 近い内にすぐにわかるさ 嫌でもな・・・ おっと!!! やべぇ やべぇ・・・ 話しに夢中で 約束の時間を 過ぎる所だったぜ...』 ( 男 ) 『約束??』 ( 坂 本 ) 『あぁ・・・ 大切な 【卒業正賞】がな... じゃあな!! また機会があったら また会おうや・・・』 [タッタッタッタ...] そう言うと 坂本って人は 俺の前から 去って行った・・・ すごく大きな背中を 俺の目に焼き付けて...
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

81人が本棚に入れています
本棚に追加