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坂本さんと別れてから
俺はフラフラと
行く宛もなく
道を歩いていると
大きな橋を見つけた
そして・・・
橋の上から
下をフッと覗き込むと
( 男 )
『さ 坂本さん!?
もう1人は誰だ...』
[タッタッタッタ...]
俺は坂本さんを見つけると
急いで橋の下に向かった...
そして
橋の下につくと
2人はただならぬ
面もちで睨みあっていた...
( 男 )
{な...なんだ
これ以上近づくと
殺されそうな
殺気が...}
( 坂 本 )
『3月とは言え
まだまだ北国は
春が遠いな??』
( 長 髪 の 男 )
『そうですねぇ・・・
卒業の時期だってのに
寂しい風ですね・・・』
( 坂 本 )
『ケッ・・・
俺を呼び出したのは
こんな別れ話しを
するわけじゃねぇだろ??』
( 長 髪 の 男 )
『フッ・・・
変わらないですね
卒業間近の坂本さんを
呼び出したのは
他でもありません・・・
俺の挑戦を
受けてもらいたく
ココに呼んだんです・・・』
( 坂 本 )
『挑戦??
フッ・・・
去り行く俺を捕まえて
挑戦とはな・・・』
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