序章/俺も・・・

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( 長 髪 の 男 ) 『俺が中学の頃 一度鉄と一緒に この西地区に 遊びに来たんですよ...』 ( 坂 本 ) 『・・・・』 ( 長 髪 の 男 ) 『そして そこで俺はある男を 見る事になる・・・ オールバックが 真っ赤な血で染まった 手負いの銀 狼を...』 ( 坂 本 ) 『フッ・・・ やっぱりテメぇ あの時の奴か・・・ 中坊のくせに 随分な修羅場を 潜って来たような 目をしてやがったから 今でも俺はハッキリ 覚えてるぜ・・・ 藤 近・・・』 ( 藤 近 ) 『あの時・・・ あの時アンタと 出会った時 何となく気づいていた... いずれこの男とは 闘わなきゃいけない!! 避けては通れない道だと...』 ( 坂 本 ) 『避けては通れない道...か 今その道にお前は ついたんだ・・・ このまま 後を引き返すような 真似はしねぇよな??』 ( 藤 近 ) 『当たり前ですよ... 俺からの 【卒 業 正 賞】 受けとれやぁ~ッ!!!』 ( 坂 本 ) 『おぅ・・・ 来いやコラーッ!!!』 [タッタッタッタ...] お互いの二匹の強者は 今ぶつかり合った!! 俺は・・・ 目の前の男達が ぶつかり合う姿を見て あまりの迫力に その場を動けなかった... いや・・・ ずっと 見ていたかったのかも しれない・・・ この二人の 【喧 嘩】を・・・ そして・・・
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