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[ドガッ!!!]
( 藤 近 )
『ぐはっ・・・
あ アンタ・・・
やっぱり・・・
銀の狼だわ・・・』
[バタッ...]
両者の死闘は
辛くも坂本に
軍配が上がった・・・
( 坂 本 )
『ハァハァ・・・
い 痛ぇ~・・・
こりゃ肋折れてんな...
末恐ろしい野郎だ・・・
藤 近・・・
稲 林を頼んだぜ・・・』
[タッタッタッタ...]
[バタッ...]
坂 本はその場を
去ろうとするが
疲労と肋の痛みに
地面に足をついた...
そして・・・
俺は気がつくと
坂本さんの前に
歩いて行っていた!!!
[タッタッタッタ...]
( 坂 本 )
『ハァハァ・・・
な なんだ??
オメぇさっきの坊主...
なんだ見てたんか??』
( 男 )
『は はい・・・
それより大丈夫ですか??』
( 坂 本 )
『ハァハァ・・・
アホか・・・
あんな野郎と喧嘩して
大丈夫な訳ねぇだろ...』
( 男 )
『肩貸しますよ・・・』
そう俺が言うと
坂本さんは
俺の手を払いのけて・・・
[スーッ・・・]
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