342人が本棚に入れています
本棚に追加
色んなコトを考えていると、慎一と同じ空間にいるコトに耐えられなくなり
「じゃぁ 明日」
とだけ言い残して アタシは二階へ上がった。
子供逹の部屋へ行き、スヤスヤ眠っている寝顔を眺めていると また罪悪感に苛まれる。
布団を直しながら
「アナタ逹は 何も悪くないのに ごめんね…」
と小さく呟いて 寝室へ行った。
カーテンを明け 夜空を眺める。
今夜は 満天の星空―
白く輝く月に導かれるよぅに寝室の窓を開け、ベランダに出た。
夜風は冷たかったけれど、今のアタシには心地よかった。
最初のコメントを投稿しよう!