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「…もぅ 家族でこの家に住むコトは ないんでしょ?」
『うん…
多分、ないだろぅな…』
慎一がそぅ答えると、今度は拓哉が 真っ直ぐに慎一を見つめて言った。
「僕…
お母さんといる」
『そぅか…
和希は どぅなんだ?』
慎一に そぅ聞かれた和希は
「俺は 拓哉の世話をしなきゃイケナイから 拓哉と一緒にお母さんの所に行くよ」
と言った。
アタシは
「和希、アナタが行きたい所に行っていぃんだよ?
和希の意見を言っていぃんだよ?
お母さんは 一人になっても大丈夫なんだよ?」
と言った。
だけど和希は
「俺は 拓哉がお母さんといるなら そぅする。
俺が 拓哉の面倒見るから」
としか言わなかった。
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