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俺たちの通う学校は私立白神高校だ。
近年できた割と新しい学校らしく色々変わったことがあるらしいが今のところ特にこれといって変わったことはないので今の俺にとってはどうでもいいことだ。
俺とサルと広太は同じ3組なので一緒に教室に入った。自分の席に着き、ふと見ると見かけない奴らがいたが遊びに来ているのだろうと思い特に気にせずにサルと話していたら担任の矢部が入ってきたのでサルは自分の席に戻った。
出席をとり、朝のSHRが始まり矢部が話を始めた時に異変は起こった。
「お前らも高校に入学してから2ヶ月が経ち、そろそろ慣れてきた頃だと思う。みんなも知っての通りこの高校は他校にはない独自のスタイルを取っている。そして、いきなりだが今日から今までのような"普通"の教育ではなく、この学校"独自"の教育を開始することを学校は決定した。」
一気にクラスはざわめき始める。
もちろん俺も動揺を隠せない。
「静かに。今から具体的な内容を書いたプリントを渡して軽く説明するから各自頭にいれておいてくれ。」
矢部はそう言うとプリントを配って話を始めた。
要約するとこうだ。
これから生徒は自分達で自分達のクラスの自治を行ってもらいたい。ルールは以下の通りである。
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