野球拳の王子様

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お互いレギュラーだけで氷帝のテニス部専用の別荘に来ていた。 昼は基礎やら練習試合やらをやり、日は暮れていった。 夜になると別の練習があるといい風呂に入ったあとに広い大広間に呼び出された。 榊「今年からあの大会にも出場することになっただろ?だから青学にも手伝ってもらおうと思ってな」 跡部「あ~ん?そうか…お前らはアレには出ないのか?」 桃城「部長、アレってなんスか?」 こっそり手塚に耳打ちするも手塚もわからずに、ただ大会となればでないわけにはいかない。 手塚「アレってなんですか?榊先生」 榊「まさか、聞かされてないのか?野球拳大会を」 手塚「はい」 榊「野球拳は知ってるか?」 乾「野球拳とは…フレーズを歌いジャンケンをして負けた方から一枚脱いでいくという宴会ゲーム…それの大会ですか…」 榊「そうだ。各部活ごとに部門があって同じ部活同士で戦うことになっている。裸の付き合いが目的らしい。ただ女の顧問の先生は反対のケースが多くてな…下品とかいう理由でな…それに女子の部は参加が少ないからなしになったんだ。」 手塚「竜崎先生もきっと反対でしょう…しかし部員みんな出たい!とりあえず練習お願いします」
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