遭遇

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2人はトンネルの出口に近付いた 那「一応、出口側にもいるかも知れないから気をつけろよ?」 一瞬、美紅の顔に不安が現われた 那「でも元陸上部のエースなら余裕でぶっちぎりだろ?」 そう言って美紅の頭を軽く叩く 美「当たり前じゃん♪ 誰に言ってんの?」 <<やっといつもの顔になったな…>> 那月の不安を余所に、出口側は静まり返っていて逆に不安になった そして…
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