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那月と美紅は恐る恐る前へと確実に進む
ふと後ろを振り向くと… まだ20mも来ていない…
<<まだ… これだけかよ…>>
<<くそ… 気がおかしくなりそうだ…>>
那月は平静を装うかのように煙草に火を点ける
<<もう後ろは振り返らない… 行くしかないんだ!!>>
那月は気合いを入れ直し、美紅を自分の後ろへと回す
やがて辺りは闇に包まれ、とうとう光も小さくなった…
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