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「ふわ…眠い…」
「お疲れのようだな、
同志朝霧よ」
「おわっ!?、杉並…
お前はいったい何処から
出てくるんだ?」
「それは企業機密だ!」
「で?、何の用だ?」
「いやな、実は例の件を
眞美矢が嗅ぎ付けたらしくてな
近いうちに同志朝霧の所にも
眞美矢が現れる可能性が有る
のでな、それを知らせに
来た訳だ。」
「確かあいつ…
生徒会に入ったんだよな」
厄介な奴に
嗅ぎ付けられたぞこれは
眞美矢は俺たちとは
長い付き合いで
いわゆる腐れ縁ってやつだ。
で、眞美矢は曲がった事が
大嫌いな性格で
いつも悪巧みを考えては
実行する俺たちを
目の敵にして
昔から対立してきたのだ。
「同志朝霧よ、くれぐれも
眞美矢には注意してくれよ」
杉並は、そう言い残し
去っていった。
「忙しい奴だな…
つーかそろそろ練習に
行かないと、白河たちを
待たせるわけにはいかないしな」
俺は気持ちを切り替える
ために音楽室まで
走っていった。
体育祭まで
あと3日…
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