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ラウル『どうでも良いから早く行くぞ。(コイツの冗談に付き合ってたら死ぬまで時間がかかっちまう)』
二人は洞窟への潜入を開始した。
グレイ『見事なくらい一直線だね~、これじゃ潜入じゃなくて突撃だね~。』
ラウル『ウルセッ!!(だが確かにグレイの言うとおり突撃だな(汗)それでも俺はこの道を進むだけだ)
....10分後
グレイ『長くないこの通路?』
走り続けて10分経ったが未だに終わりが見えない道に二人は少しイラついていた。
ラウル『流石にコレはおかしいな。』
グレイ『ちょっとストップ!!』
グレイの呼び掛けでラウルは足を止めた。グレイは何やら辺りの壁を触っている。
グレイ『幻術だねコレ』
ラウル『そうなのか...解けるか?』
グレイ『こういうのは術式をいじくれば何とかなるんだよね~。』
すると地面に唱えながら何かを指で書きだした。ラウルはそれが何かと尋ねたが『ヒ・ミ・ツ』と簡単に返された。数秒後にはガラスが割れるような感じで幻が消え去った。ふと先を見ると下へと続く階段が在った。
グレイ『役立たずサン早く行かなくていいのかな~?』
ラウル『俺だってアレぐらい出来るに決まってんだろうが!!(グレイと違ってかなり魔力使うけどな)』
しかしグレイはラウルの話しを聞かずにスキップをしながら階段へ向かう。
ラウル『俺を置いてくな!!』
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