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「木田 和沙です。よろしくね♪」
あまり合コンに行かない和沙も、緊張なんてしておらず、淡々と挨拶を終えた。
次は私の番。
そう思えば思う程緊張してきて、声が震えそうになる。
「ごめんねぇ。この子合コン初体験だから、らしくなく緊張してるみたいで」
隣に座る和沙がフォローするように言ってくれる。
少し落ち着いた私は手をギュッと結んで拳を膝の上で作った。
「た、橘 瑠璃です。和沙の言うように合コン初体験で、ていうか初体験もまだの処女っていうか‥‥やだっ私何言ってんだろ。どうしよぅ~エッチな妄想が邪魔して止まんなぁい!」
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