妄想処女Ⅰ

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優等生の意外な一面を見た気がした。 同じ年で一人暮らししているなんて、思わず尊敬してしまう。 きっと生活面もしっかりしているんだろうなと思い色々質問してみた。 「ご飯とかどうしてるの?作るの?」 「勿論。元々、料理するの好きだからね。結構うまいよ?」 「マジ?!私、目玉焼きでさえ焦がしちゃうよ~」 「それって、ただのドジじゃない?」 クスクスと笑いながら突っ込む彼を見て、ぷくぅって頬を膨らませて私はメニューに目を落とした。
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