0人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
辺りは少し暗くなってて半袖から涼しい風が吹き込まれてくる。
「どっか行くのかよ?」
校門に向かいながら中庭を歩く。
「めんど…」
なんのために帰ってんのか分かんないね。
しょーもない話をしながら玄関につく。
「あ、森林」
歩の発言にうなだれる。
「後藤って部活してたんだ。待ったわー」
ニコニコ笑うグリーンを見ながら3人に別れを告げる。
「待っててもらったし」
ふ、と軽く笑って手を振る。
「また明日」
森林と影の伸びる道を歩く
最初のコメントを投稿しよう!