題名不明

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独りになると気付くんだ 僕には君がいるってコト 朝目が覚めると気付くんだ 今まで独りじゃなかったってコト そっとテレビを付けてみる いつもの朝が流れる おかしな話しだ 何度も確かめてみるけど 当たり前だと思ってたのに 当たり前じゃなくなっていた いつもそばにあった優しさが 寂しさへ変わってく 心に開いた穴を塞ごうと 必死になってみるけど それはもう遅すぎた始まりなんだ 照らしていた光が失われてく 見えていた世界を探してみるけど 全てが消えてしまってたんだ 君のカケラを見つけた ソレはまだ暖かい ベッドの上から見つめる ソレはまだ暖かい うつむきながら拾い集める 元には戻らない 後少しで出来るのに 後少したりない 探さなくてもよかったものが 探してもみつからない それはとても大きくて はかない大切なもの 何にも負けない強くて もろい大事なもの 記憶の底でつなぎ留める 全ての証 もう元には戻らない 心のカケラ
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